平昌五輪、日本10個目のメダル 最多の長野に並ぶ
【平昌=共同】平昌冬季五輪第10日の18日、スピードスケート女子500メートルで小平奈緒(31)=相沢病院=が36秒94の五輪新記録で金メダルを獲得した。日本スピード女子初の快挙。男子は1998年長野五輪500メートルで清水宏保が「金」を手にしている。今大会ではフィギュア男子の羽生結弦(23)=ANA=に続いて2個目で日本の冬季大会通算は12個となった。今大会、日本のメダル数は最多だった長野五輪の10に並んだ。
日本選手団主将を務める小平は、14日の1000メートルの「銀」に続く自身3個目のメダル。
日本の女子金メダリストは長野大会フリースタイルスキー・モーグルの里谷多英、2006年トリノ大会フィギュアの荒川静香に次いで3人目。
郷亜里砂(30)=イヨテツク=は8位。神谷衣理那(26)=高堂建設=は13位だった。
アルペンスキーの男子大回転はマルセル・ヒルシャー(オーストリア)が2個目の金メダルを獲得した。石井智也(28)=ゴールドウイン=は30位。
カーリングの男子1次リーグで日本代表のSC軽井沢クは米国に快勝し、その後のスウェーデン戦に敗れて3勝3敗となった。
アイスホッケー女子の5~8位決定予備戦で日本はスウェーデンを延長で破って5、6位決定戦に回った。フリースタイルスキーの男子スロープスタイルで山本泰成(16)=尾瀬ク=は予選落ちした。
第9日の17日、ノルディックスキーのジャンプ男子ラージヒルで、日本勢は小林陵侑(21)=土屋ホーム=の10位が最高で、ソチ五輪銀メダルの葛西紀明(45)=土屋ホーム=は2回目に進めなかった。