連続V狙う鶴竜が東横綱、貴景勝は関脇転落 秋場所新番付
日本相撲協会は26日、大相撲秋場所(9月8日初日・両国国技館)の新番付を発表し、2場所連続7度目の優勝を狙う横綱鶴竜が先場所に続き東の正位に座った。横綱在位33場所目で、千代の山を抜いて単独史上10位。西横綱の白鵬は3場所ぶり43度目の制覇を狙う。
先場所途中休場の大関陣は東に高安、ともにかど番の豪栄道が西、栃ノ心が東の2番目となった。右膝負傷の影響により在位わずか2場所で関脇に転落した貴景勝は西となり、10勝すれば1場所で大関に復帰できる。大関からの降下は夏場所の栃ノ心以来。東関脇の御嶽海は16場所連続の三役在位となった。
日大出身の剣翔が新入幕を果たした。小結は東が2場所連続の阿炎、西は遠藤が8場所ぶりに返り咲いた。
再入幕は3人で、30場所ぶりの東龍は、里山の38場所に次いで史上2位のスロー復帰となった。石浦は2場所ぶり、豊山は3場所ぶり。
新十両は近大出身の玉木改め朝玉勢と魁勝の2人だった。魁勝は元大関魁皇の浅香山親方が育てた初めての関取。再十両はともに2場所ぶりの青狼と彩だった。〔共同〕