渡部暁は5位、リーベルV スキーW杯複合
【ショーナッハ(ドイツ)=共同】ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)複合は17日、ドイツのショーナッハで個人最終第21戦が行われ、渡部暁斗(北野建設)は5位だった。首位と1分6秒差の9位で迎えた後半距離(10キロ)で巻き返したが、表彰台には届かなかった。
既に個人総合優勝を決めていたヤールマグヌス・リーベル(ノルウェー)が今季12勝目、通算13勝目を挙げた。昨季総合王者の渡部暁は総合2位でシーズンを終えた。
最終戦は飛躍2回、距離15キロで争う予定だったが、強風で前半飛躍が実施できなかったため、16日の予備飛躍(ヒルサイズ=HS106メートル)の結果を採用し、距離を5キロ短縮した。渡部善斗(北野建設)は15位、予備飛躍トップの山本涼太(早大)は21位、永井秀昭(岐阜日野自動車)は26位、山元豪(ダイチ)は46位だった。