車いすマラソン、山本が初制覇 大分国際
大分国際車いすマラソンは30日、大分市内で行われ、男子は今夏のリオデジャネイロ・パラリンピックで12位だった50歳の山本浩之(Team Heart Space)が1時間26分2秒で初制覇した。同種目で日本勢の優勝は10大会ぶり。
1秒差の2位に鈴木朋樹(関東パラ陸協)、3秒差の3位にエレンスト・バンダイク(南アフリカ)が入った。リオ・パラリンピック代表の副島正純(ソシオSOEJIMA)が5位、洞ノ上浩太(ヤフー)が6位、久保恒造(日立ソリューションズ)が7位。
7連覇を狙ったリオ・パラリンピック金メダルのマルセル・フグ(スイス)が序盤でリタイアする波乱があり、山本は巧みなレース運びで鈴木とのトラック勝負を制した。
女子は喜納翼(モモトレーシング)が1時間44分56秒で初優勝した。〔共同〕