羽生、主要大会を全制覇 四大陸フィギュア初V
【ソウル=共同】フィギュアスケートの四大陸選手権最終日は9日、ソウルで行われ、男子は羽生結弦(ANA)が7日のショートプログラム(SP)に続いてフリーも1位の187.60点をマークし、合計299.42点で初優勝した。男子で初めてジュニア、シニアの主要国際大会全制覇を達成した。
羽生は3種類計4度の4回転ジャンプに挑んでサルコーを成功させたが、冒頭のルッツと3連続技のトーループで着氷が乱れ、単発のトーループでは回転不足となって転倒した。
ジェーソン・ブラウン(米国)が合計274.82点で2位。冬季ユース五輪覇者で16歳の鍵山優真(神奈川・星槎国際高横浜)が270.61点で3位に入り、友野一希(同大)が251.05点で7位だった。