阪神・矢野、監督要請に態度保留 「時間欲しい」
プロ野球阪神から次期監督就任を要請されている矢野燿大2軍監督が14日、秋季教育リーグ「みやざきフェニックス・リーグ」が行われている宮崎から大阪に戻り、大阪空港で取材に応じ「いったん帰らせてもらって時間がちょっと欲しいということ」と態度を保留した。じっくり考えるのかという問いには「じっくりといっても時間がないからね」と語った。
今季ファームを日本一に導いた手腕を評価する球団は、揚塩健治球団社長が13日に宮崎市内のホテルを訪れ、約1時間半会談し次期監督の就任を要請した。会談後はともに取材対応はなく、球団を通じ「きょうは何もお伝えできない」とコメントしていた。揚塩社長も14日に大阪へ移動したが、会談の内容についての明言を避けた。
ファームの指揮は、代理監督として高橋建2軍投手コーチが執る。〔共同〕