東芝グループ、可視光応答型光触媒「ルネキャット」の新型コロナウイルスに対する抗ウイルス性試験実施のため外部機関に委託
【プレスリリース】発表日:2020年2月28日
新型コロナウイルス向けの抗ウイルス性試験を外部へ委託
わずかな光で除菌する東芝独自の光触媒「ルネキャット(R)」の抗ウイルス性試験を開始
東芝グループは、本日、室内のわずかな光で抗菌・抗ウイルス・消臭効果を発揮する可視光応答型光触媒「ルネキャット(R)」の新型コロナウイルスに対する抗ウイルス性試験を実施するため、外部機関に委託することを決定しました。
東芝グループは100年以上にわたり培ってきた照明フィラメント材料として使用されるタングステン(*1)の材料設計技術を持っています。ルネキャット(R)は、株式会社東芝が2008年に開発し、東芝デバイス&ストレージ株式会社の子会社である東芝マテリアル株式会社が販売中の製品です。
ルネキャット(R)は床や壁などに噴霧することで抗菌・抗ウイルス・消臭効果を発揮します。これまでに、外部機関において、鳥インフルエンザウイルスやO157、黄色ブドウ球菌などを抑制することが確認されています。
■ルネキャット(R)WEBSITEはこちら
https://www.toshiba-tmat.co.jp/res/renecat/
■ルネキャット(R)抗菌効果の動画はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=PP0S3nZW9PY&feature=youtu.be
*1 元素記号W 金属元素の一つ。融点は3,000℃以上、沸点は5,500℃以上と耐熱性が非常に高い。タングステンの酸化物は光触媒性能を発揮することが知られている。
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