クレディセゾン、シニア向けに脳健康診断テスト事業を行う「脳活性総合研究所」へ出資
【プレスリリース】発表日:2019年4月16日
脳活性総合研究所へ出資
カード会員向け健康プラットフォームを強化
株式会社クレディセゾン(本社:東京都豊島区 代表取締役社長:山下昌宏 COO、以下:当社)は、カード会員のみなさまへのサービス拡充を目的に、シニア向けに脳健康診断テスト事業を行う株式会社脳活性総合研究所(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:太田芳徳、以下:脳活総研)へ出資いたしました。
我が国は 4 人に1人が 65 歳以上となる「超高齢化社会」を迎え、介護・医療費などの社会保障費の急増にどのように対応していくかが、今後さらに大きな社会問題となると指摘されています。
また、社会問題に対するさまざまな課題の中で、2025 年には認知症高齢者の人数は 700 万人を超えると言われており、「要支援、要介護」状態となる高齢者が増加していくことが予測されています。
このような背景の下、介護を必要とせず自立した豊かなシニアライフを過ごすためには、自らの責任において脳の健康状況を正しく認識し、脳機能が健全なうちから予防対策をとることがきわめて重要となっています。
このたび当社が出資をする脳活性総合研究所では、現在医療機関で提供されている、認知症であるか否かを判定する認知症テストとは異なり、認知症以前の正常時から、脳の認知機能レベルを定期的に把握し、認知症の兆候といわれている「認知機能の低下」を、まだ本人や周囲が異変に気付きにくい段階で把握できる検査を、「脳活性度定期検査、以下:脳検」として提供する予定です(2019 年 9 月を予定)。
認知症の中の一つである、記憶力の低下を引き起こすアルツハイマー病の病理変化は、多くの場合40 歳代から始まるとも言われています。日々よくある「物忘れ」が、年齢として妥当なものなのか、それとも問題があるレベルの「物忘れ」なのか、現在それを正確に測る術はありません。「脳検」は数千名の受験結果データベースを作成し、同年代の基準値との比較により算出した脳年齢と、受験結果の推移の観察で、認知症の兆候を未病時に把握することを目的とし、三重大学医学部付属病院の認知症センター長である佐藤正之医師監修のもと作成しました。
半年毎の受験で認知症の兆候を未病時から把握し、効果的な予防・対応をすることにより、シニア層の認知症発症への不安を解消させ、アクティブシニアの増加に貢献するものと考えています。
今後も、当社はサービス先端企業として「健康」プラットフォームのみならず、アクティブシニアを中心とした会員のみなさまから支持される良質なコンテンツの拡充をはかり、豊かで充実した毎日を過ごせる社会の実現に向けて取り組んでまいります。
【株式会社脳活性総合研究所について】
◇会社概要
・会社名:株式会社脳活性総合研究所( http://nokatsusoken.co.jp/ )
・代表者:代表取締役社長 太田 芳徳
・所在地:東京都千代田区有楽町 2-10-1 東京交通会館 6F
・設立:2019 年 2 月 15 日
・事業内容:脳の活性度・認知機能を検査するテストの開発・販売
◇「脳活性度定期検査」について
40-90 歳を対象にした脳機能を定期的に測定する、インターネット上で行うテストです。テストは PC、タブレットなどで受験できます。記憶力や空間把握力を測る問題を解きながら、同年代との比較や、脳活性度年齢を知ることができます。また定期的に測ることで、認知機能の低下の有無を把握することができます。
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