三菱地所、新水素エネルギーの実用化に向けクリーンプラネット社に出資
【プレスリリース】発表日:2019年1月28日
新水素エネルギーの実用化に向けてクリーンプラネット社に出資
~新エネルギー革命によって持続可能な社会基盤の実現へ~
三菱地所株式会社は、クリーンなエネルギー社会の実現を目指し、新水素エネルギーを研究開発する株式会社クリーンプラネットが2019年1月25日付で実施した第三者割当増資を引き受けました。
三菱地所は、「まちづくりを通じて真に価値ある社会の実現」を基本使命に掲げ、「ESG(環境、社会、ガバナンス)先進企業としての地位確立、ステークホルダーとの共生と企業価値の向上」を中期経営計画の目標に設定し、SDGs(Sustainable Development Goals)の取り組みを推進しています。これらの実現と三菱地所グループのCO2排出量削減の達成を目指す上で、クリーンプラネットが研究開発を進めている安価で環境負荷の少ない新水素エネルギー技術は非常に可能性がある技術だと考えています。三菱地所は、これまで、省エネ性能の高い建物の開発運営、地域冷暖房事業などによる、低炭素な街づくりを進めてきました。今後は、これまでの取り組みに加え、新エネルギーの活用についても積極的に検討することで、脱炭素社会に向けた街づくりを進めてまいります。
クリーンプラネットは、社会インフラにおけるエネルギー産業において革新的イノベーションを創出するために、「安全、安定、安価」でクリーンな新エネルギーの開発研究に取り組むベンチャー企業です。クリーンプラネットは、2015年に国立大学法人東北大学と共に設立した、同大学電子光理学研究センター内の「凝縮系核反応研究部門」を拠点に、水素を利用した従来の「水素エネルギー」に比べて、水素単位当たりのエネルギー出力が膨大な「新水素エネルギー」の開発と実用化に取り組み、電力コストを現在の1/10とすることを目指しております。同社は、CO2フリーな世界の新しいクリーンエネルギー源として「新水素エネルギー」をグローバルに普及させ、持続可能な社会基盤を実現すべく、今後とも邁進してまいります。
・「新水素エネルギー」による最大効率の電気、熱の恩恵は、生活や産業の隅々にまで届く
※参考画像は添付の関連資料を参照
三菱地所グループとクリーンプラネットは、今回の資本提携を機に、新エネルギー革命による持続可能な社会基盤を創り、人に優しい街づくりに貢献してまいります。
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https://release.nikkei.co.jp/attach_file/0501088_01.JPG
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