アンリツ、タッチスクリーンに対応した「OTDR アクセスマスタMT9085シリーズ」を販売開始
【プレスリリース】発表日:2018年9月12日
タッチスクリーンに対応したOTDR アクセスマスタMT9085シリーズの販売を開始
光ファイバネットワークの建設・保守現場作業の効率化に貢献
*製品画像は添付の関連資料を参照
アンリツ株式会社(社長 濱田 宏一)は、光ファイバの建設・保守用ハンドヘルド測定器であるアクセスマスタシリーズの新製品MT9085A/B/Cを開発。9月12日から販売を開始します。
アクセスマスタシリーズは2004年に初代モデルの提供を開始して以降全世界で3万台以上を販売しているOTDR(※1)シリーズです。今回開発したアクセスマスタMT9085A/B/Cは、好評を博している従来のMT9082A/B/C筐体サイズ、光学性能、操作性を継承し、ワイドタッチスクリーンに対応した8インチカラー液晶を組み合わせることにより、操作性と視認性を向上させました。さらにファイバの融着やコネクタなどのイベントを図式化したFiber Visualizer機能を標準実装しました。これらの機能により複雑な操作が不要となり、OTDRを初めて操作する作業者でも、簡単に光ファイバの品質測定および合否判定が行えます。
また、WLANやBluetoothなどを利用し、測定結果の一元管理も簡単に行えます。
アンリツは、アクセスマスタMT9085A/B/Cにより、今後増加が期待される5G基地局やDCI(データセンタ間)などの光線路の建設・保守現場作業の効率化向上に貢献いたします。
[開発の背景]
モバイルネットワークではLTEの普及、および5Gの実用化に向けて、基地局の設置が盛んに行われています。また、メトロ・コアネットワークでも大容量化が進み、特にDCIの通信がますます増加しています。
これらのネットワークでは光ファイバが利用されており、その建設・保守現場作業でOTDRが利用されています。その一方、評価現場では、光ファイバ測定に不慣れな作業者が増え、使いやすくかつ分かりやすい光ファイバ品質測定器を実現することが求められています。
そこでアンリツは、OTDRのラインアップを拡充し、新たに、MT9085シリーズを開発しました。
MT9085シリーズは、ロータリノブ、ハードキーなど従来の使い勝手の良さを継承しつつ、8インチワイドの大画面にタッチスクリーン操作を追加することで、今までOTDRを操作したことのない作業者にも直感的に操作できるようにしました。また、測定結果が一目でわかるFiber Visualizer機能を追加しました。これにより、熟練した作業者だけでなく初めての作業者まで光ファイバ建設・保守現場作業が容易に行えるようになりました。
*以下は添付リリースを参照
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製品画像
http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0490375_01.jpg
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