サイバネットシステム、クラウドコンピューティング環境「サイバネットCAEクラウド」を販売開始
【プレスリリース】発表日:2018年9月12日
「サイバネットCAE(※1)クラウド」販売開始のお知らせ
専門知識不要!高速リモートデスクトップと専用ポータルで、CAEソフトウェアのクラウド利用を簡単に実現します。
サイバネットシステム株式会社(本社:東京都、代表取締役 社長執行役員:田中 邦明、以下「サイバネット」)は、クラウド上でCAEソフトウェアによるシミュレーションを高速に実行するためのクラウドコンピューティング環境「サイバネットCAEクラウド」の販売を2018年9月下旬より開始することをお知らせします。
CAEソフトウェアは、あらゆる製造業の設計・開発現場において幅広く活用されていますが、計算リソース不足が課題となることが多く、クラウド利用に期待が高まっています。しかし、ライセンス上の制約や、クラウド上での環境構築の難しさ、またCAEソフトウェアとクラウドの両方の知識を持つ人材不足などにより、なかなか導入が進まないというのが現状です。
サイバネットは、これまで多岐にわたる先端的なCAEソフトウェアソリューションサービスを展開する一方、IT資産管理やセキュリティ対策領域でのクラウドサービス「サイバネットクラウド」を2011年より提供してきました。このCAEおよびクラウド両方の技術・経験から提供可能となったのが「サイバネットCAEクラウド」で、CAEソフトウェア利用者が計算リソース不足への対応に悩むことなく本来の業務に注力できるよう、使いやすいクラウド環境を提供します。
今後は、サイバネット取扱のCAE関連製品の解析環境として、ユーザーのCAEクラウド利用の拡大を図るとともに、コミュニケーション機能を利用したポータル上でのエンジニアリングサービスの提供も予定しております。
◇ロゴは添付の関連資料を参照
■サイバネットCAEクラウドの特長
○高速リモートデスクトップと専用ポータルによる、専門知識を必要としないクラウド環境を提供
・クラウド上で動作するCAEソフトウェア画面を、高圧縮(従来の10分の1の帯域)でクライアントへ送信するため、クラウド環境で高負荷処理中に生じることの多い操作時のタイムラグ(画面遅延)の無い、スムーズで快適な操作環境を実現
・CPU特化型やメモリ特化型、グラフィック強化型など多種多様な計算リソースが用意されており、解析の内容に合わせてスペック変更が可能
・専用区画のプライベートクラウド環境を提供し、情報漏えいなどのリスクを回避
・WindowsやLinux環境で動作する製品であればどんなソフトも動作可能で、複雑な設定を行う必要なく既存のCAEソフトウェアライセンスを利用可能(*)
(*)各ソフトウエアメーカーの承認が必要です。またドングルタイプのライセンスには対応していません。
◇参考画像は添付の関連資料を参照
◇以下は添付リリースを参照
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