TPCマーケティングリサーチ、糖質ゼロ・オフ食品市場について調査結果を発表
【プレスリリース】発表日:2018年2月23日
糖質ゼロ・オフ食品市場について調査結果を発表
この程、TPC マーケティングリサーチ株式会社(本社=大阪市西区、代表取締役社長=川原喜治)は、糖質ゼロ・オフ食品市場について調査を実施、その結果を発表した。
【調査結果】
2016 年度の糖質ゼロ・オフ食品市場は、前年度比 28.0%増の 210 億円となった。
ここ数年、メディアで糖質制限の取り扱いが増え、認知度が向上している。
※グラフ資料は添付の関連資料を参照
・2016 年度の糖質ゼロ・オフ食品市場は、前年度比 28.0%増の 210 億円となった。
・これまでの同市場は、糖尿病患者向けの商品を通販で展開する企業が中心となっていた。そのため、スーパーなどの店頭に並ぶ商品が少なく、小規模で推移する状況にあった。
・そうした中、2010 年代から参入企業が少しずつ増え、商品のバラエティ化や販売チャネルの拡大が徐々に進んでいる。加えて、ここ数年、テレビや雑誌などで糖質に関する特集が取り上げられる機会が増え、消費者の糖質制限の食事に対する認知度が向上。これにより、健康な人の間でも、ダイエットや生活習慣病の予防のために取り入れる動きが広がったことから、市場規模は急速に拡大している。
・2017 年度は、前年度比 38.1%増の 290 億円となる見通し。同年度は、各分野で商品投入の動きが活発化していることに加え、三菱食品が「食べるとかえる からだシフト」ブランドを発売したことで、スーパーの店頭などでは、同ブランドを軸に糖質オフ商品をコーナー化する動きが広がりをみせている。こうした取り組みが新たな需要を開拓し、さらなる市場の拡大につながることが期待される。
・なお、糖質ゼロ・オフ食品が市場全体に占める割合では、主食系が 1.0%、惣菜系が 0.3%、調味系が 0.4%となっている。
※以下は添付リリースを参照
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グラフ資料
http://release.nikkei.co.jp/attach_file/0472517_01.jpg
添付リリース
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