新興株18日 ジャスダックとマザーズ3日ぶり反発
18日の新興企業向け株式市場で日経ジャスダック平均株価は3営業日ぶりに反発した。終値は前週末比24円65銭(0.73%)高の3421円95銭だった。米中貿易交渉の進展期待を背景に日経平均株価が大幅高となり、新興企業市場でも投資心理が改善した個人などから個別銘柄への見直し買いなどが入った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で404億円、売買高は7862万株だった。シノケンGやハーモニックが上昇した。シンバイオも買われた。半面、前営業日まで大きく買われていたラクオリアが反落したほか、15日に増資を発表した大塚家具が連日で売り込まれた。テリロジーも下落した。
東証マザーズ指数も3営業日ぶりに反発した。終値は12.70ポイント(1.47%)高の875.04だった。アンジェスやそーせいといった一部のバイオ関連株のほか、ラクスルやJIAなどの上昇が指数を支えた。一方、オークファンやエクストリムは制限値幅の下限(ストップ安水準)まで売られた。オイシックスやジーエヌアイも下げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕