新興株17日 ジャスダック小幅反発、マザーズ4日続落
17日の新興企業向け株式市場で、日経ジャスダック平均株価は小幅に反発した。終値は前日比1円20銭(0.03%)高い3920円58銭だった。好材料の出た銘柄や足元で出遅れが目立っていた銘柄に個人投資家の資金が向かった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で622億円、売買高は7640万株だった。大和コンやナガオカ、クラッチが上昇した。半面、ワークマンや京写、菊池製作は下落した。
東証マザーズ指数は4日続落した。終値は前日比1.79ポイント(0.20%)安い884.81だった。OTSやロゼッタ、Sansanが上昇した。一方、ログリーやUUUM、メルカリは下落した。売買高は1億3973万株と2019年2月26日以来11カ月ぶりの高水準だった。売買代金は低水準だったため、OTSなどの商いが活発になった影響とみられる。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕