新興株26日 ジャスダック14日続伸、マザーズ2カ月ぶり高値
26日の新興企業向け株式市場で、日経ジャスダック平均株価は14日続伸した。終値は前日比6円09銭(0.18%)高の3394円53銭で終えた。8月2日以来約2カ月ぶりの高値で、2017年2月10日~3月10日の21日続伸以来の連騰記録が続いている。医薬・バイオ関連や時価総額の大きな主力株に買いが入った。9月末に配当や株主優待の基準日を迎える銘柄の権利付き最終売買日にあたり、一部に個人の物色が向かった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で463億円、売買高は5924万株。ワークマンやアエリア、UTが上昇した。半面、マクドナルドや夢真HD、サン電子は下落した。
東証マザーズ指数は5日続伸した。終値は前日比4.90ポイント(0.56%)高の886.24と、8月2日以来約2カ月ぶりの高値で終えた。サンバイオやアンジェス、オンコリスが上昇した。一方、Sansanやマネフォ、パークシャは下落した。
マザーズ市場に上場したHPCシスは初値を7%上回る2010円で初日を終えた。午前に公開価格(1990円)を6%下回る初値を付けた。その後は初値を安値として買いが続き、大引けにかけて公開価格も上回った。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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