新興株16日 ジャスダック続落、マザーズ反発 そーせいの上昇目立つ
16日の新興企業向け株式市場で、日経ジャスダック平均株価は続落した。終値は前週末比10円84銭(0.31%)安い3439円11銭だった。東証1部市場の売買代金が10日連続で2兆円割れとなるなど積極的な売買が見送られるなか、新興株市場でも弱材料の出た銘柄を中心に売りが優勢となった。一方、マザーズ市場で提携や好決算を発表した一部の銘柄には買いが集まった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で330億円とおよそ1カ月ぶりの低水準となった。売買高は5790万株。カルナバイオやワークマン、サン電子が下落した。半面、ハーモニックやアエリア、マクドナルドは上昇した。
東証マザーズ指数は反発した。終値は前週末比7.50ポイント(0.84%)高い904.80だった。提携や好決算を発表したそーせい、UUUM、ロゼッタが上昇し、指数を11ポイントあまり押し上げた。一方、チムスピやジーエヌアイ、パークシャは下落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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