新興株5日 ジャスダック3日ぶり反発 マザーズ続伸、アンジェスに買い
5日の新興企業向け株式市場で日経ジャスダック平均株価は3日ぶりに反発した。終値は前日比5円03銭(0.15%)高い3386円58銭だった。東証1部の主力株が上昇したことで個人投資家の心理が上向き、時価総額の大きい銘柄を中心に買われた。ただ、上値では利益確定売りが出て、上げ幅は限定的だった。
市場からは、「個人投資家が押し目を拾う一方、機関投資家が新興株の持ち高を減らし上値を抑えている」(ネット証券ストラテジスト)との見方があった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で368億円、売買高は7080万株。ワークマンやマクドナルド、AKIBAが上昇した。半面、ハーモニックや多摩川HD、ホロンは安い。
東証マザーズ指数は続伸した。終値は前日比6.96ポイント(0.95%)高い743.13だった。メルカリやミクシィが買われた。新型コロナウイルスに対するワクチンの共同開発に着手すると発表したアンジェスは大幅高。一方、SansanやTKP、サンバイオは売られた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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