新興株5日 ジャスダック、マザーズ続落 円高、アジア株安で心理悪化
5日の新興企業向け株式市場で、日経ジャスダック平均株価は3日続落した。終値は前週末比51円81銭(1.51%)安い3387円61銭だった。外国為替市場で一時1ドル=105円台後半まで円高・ドル安が進み、東証1部などで幅広い銘柄が売られ投資家心理が悪化した。アジア株相場の下落を受け日経平均株価の下げ幅が午後に一時500円を超えると、ジャスダック平均も下げ幅を広げた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で361億円、売買高は7310万株だった。ハーモニックやサン電子、ユニバーサルが下落した。セリアが高かったほか、マクドナルドやワークマンといった内需株は上昇に転じた。
東証マザーズ指数は2日続落した。終値は前週末比21.03ポイント(2.36%)安い871.55で2月15日以来、約半年ぶりの安値となった。サンバイオやアンジェス、メルカリが下落した。そーせいやオンコリス、手間いらずが上昇した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕