新興株24日 ジャスダックは4日ぶり反発、マザーズ続伸
24日の新興企業向け株式市場で日経ジャスダック平均株価は4営業日ぶりに反発した。終値は前日比17円78銭(0.53%)高の3357円17銭だった。世界景気の減速懸念が根強く、比較的値動きが軽く内需関連株が多い新興銘柄には個人投資家などからの買いが入った。主力銘柄などに値幅取りを狙った短期資金の流入も目立った。
ジャスダックの売買高は5881万株、売買代金は343億円だった。ラクオリアが商いを伴って大幅に上昇した。テリロジーやEAJも上昇した。半面、エスプールやタカギセイコ、ウエストHDなどは下落した。
東証マザーズ指数は続伸した。終値は前日比10.75ポイント(1.14%)高い951.37だった。サイバダインやメルカリといった新興市場の主力銘柄の一部に買いが入り、指数を支えた。アンジェスも上げた。一方、サンバイオには利益確定の売りが優勢だった。そーせいやマネフォも下げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕