新興株23日 ジャスダック、マザーズ下落 利益確定売り、新型肺炎関連は明暗
23日の新興企業向け株式市場で、日経ジャスダック平均株価は5営業日ぶりに反落した。終値は前日比15円26銭(0.38%)安い3949円81銭だった。前日まで4日続伸していたことでワークマンなど主力株を中心に利益確定売りが出やすかった。1部市場が軟調に推移したことも重荷となった。新型肺炎の関連銘柄への物色は続いたが明暗が分かれた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で553億円、売買高は8714万株だった。セリアやユニバーサルは安い一方、ドーンや多摩川HDは高い。新型肺炎の関連銘柄は明暗が分かれた。中京医薬は大幅高、大木ヘルスも上昇したが、重松製や興研は大きく下げた。
東証マザーズ指数は続落し、終値は6.41ポイント(0.72%)安の879.63だった。公募増資を発表したマネフォが軟調。メルカリやUUUMも下落。半面、ロゼッタやアンジェスは高い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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