新興株前引け ジャスダックとマザーズ、反発
18日午前の新興企業向け株式市場で日経ジャスダック平均株価は反発した。午前終値は前週末比19円63銭(0.58%)高の3416円93銭だった。米中貿易交渉の進展期待で18日午前の日経平均株価が大幅に上昇し、投資家心理の改善で新興企業株にも買いが入った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で239億円、売買高は4782万株だった。15日に2018年12月期の連結決算を発表したシノケンGが大幅高となった。ハーモニックやシンバイオも上昇した。半面、ラクオリアが下落した。大塚家具やテリロジーも売りが優勢だった。
東証マザーズ指数も反発した。午前終値は13.02ポイント(1.51%)高の875.36だった。1月末から急落していたサンバイオが買われ、バイオ関連株全体への投資家心理の悪化に歯止めがかかっているとの見方があった。アンジェスやそーせいも上げた。一方で、オークファンやエクストリムが大幅安。ミクシィも軟調だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕