新興株前引け ジャスダック反落、マザーズ続落 個人の売り、方向感乏しく
17日午前の新興企業向け株式市場で日経ジャスダック平均株価は反落した。前引けは前週末比0円13銭(0.00%)安い3349円01銭となった。中東情勢の緊迫化を受け、東証1部の主力株が下落。投資家心理がやや弱気に傾き、新興市場でも個人投資家らの売りが出た。一方、好材料を発表した銘柄に買いも目立ち、相場の方向感は乏しかった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で154億円、売買高は3628万株。ハーモニック、ワークマン、シンクレイヤが下落した。半面、アエリアやサン電子、プロルートは上昇した。
東証マザーズ指数は続落した。前引けは前週末比0.45ポイント(0.05%)安い847.33だった。バンクオブイやそーせい、はてなが下落した。一方で、ブシロードやサンバイオ、メルカリは上昇した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕