新興株前引け ジャスダック続伸、マザーズ反発 サンバイオがストップ高
17日午前の新興企業向け株式市場で日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日に比べ8円33銭(0.24%)高い3471円26銭だった。前日の米株高を背景に日経平均株価が上昇するなど市場環境が上向き、新興株市場にも個人投資家を中心とした資金が流入した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で258億円、売買高は5300万株。メイコーやsantec、フェローテクが上昇した半面、シンバイオやハーモニック、3DMが下落した。
東証マザーズ指数は反発した。前引けは前日比3.63ポイント(0.39%)高の935.89だった。朝方に、開発中の再生細胞薬「SB623」の臨床試験の結果について米学会で良好だったと発表したサンバイオが制限値幅の上限(ストップ高水準)まで上昇し、指数を押し上げた。チムスピやロゼッタも買われた。一方、UUUMやTKP、メルカリが売られた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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