新興株前引け ジャスダックとマザーズ続伸、好材料銘柄に買い
17日午前の新興企業向け株式市場で日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比7円96銭(0.24%)高い3339円62銭となった。東証マザーズ指数も続伸し、前引けは前日比9.18ポイント(1.00%)高い929.90。米国の自動車関税導入への警戒感などを背景に東証1部の主力銘柄を手掛けにくくなるなか、個人投資家の資金が新興株市場に集まった。新興株全体が年初から持ち直すなか個人の投資余力が高まっており、個別に材料の出た銘柄を中心に買いが入った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で217億円、売買高は5736万株。株主優待の拡充を発表した夢の街創造が大幅上昇した。ハーモニックや東映アニメ、フクダ電も高い。半面、マクドナルドやウエストHD、セリアは下落した。
マザーズ市場ではサンバイオ、メルカリ、ミクシィが上昇した。Aimingは制限値幅の上限(ストップ高水準)で買い気配のまま値がつかず、午前の取引を終えた。一方で、MTG、サイバダイン、エニグモは下落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕