新興株前引け ジャスダック、マザーズ続伸 HPCシスは初値上回る
26日午前の新興企業向け株式市場で日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比8円86銭(0.26%)高の3397円30銭だった。時価総額の大きな主力株を中心に個人などの買いが入った。医薬・バイオ関連も堅調さが目立った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で259億円、売買高は3226万株。ワークマンやアエリア、ラクオリアが上昇した。半面、BBタワーやサン電子、イマジニアは下落した。
東証マザーズ指数も続伸した。前引けは前日比10.04ポイント(1.14%)高の891.38だった。サンバイオやアンジェス、そーせいなど主力の医薬・バイオ関連が上昇し、指数を押し上げた。一方で、Sansanやマネフォ、ユーザベースは下落した。
マザーズ市場に上場したHPCシスは公開価格を6%下回る1870円で初値を付け、初値を約3%上回る1929円で午前の取引を終えた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕