新興株前引け ジャスダック続落、マザーズ反発 そーせいは一時ストップ高
16日午前の新興企業向け株式市場で日経ジャスダック平均株価は続落した。前引けは前週末比5円13銭(0.15%)安い3444円82銭となった。東証の主要市場が軟調に推移するなか、新興株市場でも前週に個別材料が出た銘柄や時価総額の大きな銘柄の売りが目立った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で207億円、売買高は3687万株。カルナバイオやワークマン、ユニバーサルが下落した。半面、アエリアやハーモニック、フェローテクは上昇した。
東証マザーズ指数は反発した。前引けは前週末比7.05ポイント(0.79%)高い904.35だった。ロシュ傘下企業との提携を発表したそーせいが一時、制限値幅の上限(ストップ高水準)まで買われ、指数を11ポイントあまり押し上げた。そのほかUUUM、ロゼッタが上昇した。一方で、チムスピやジーエヌアイ、オンコリスは下落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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