新興株前引け ジャスダック3000円上回る、マザーズ大幅続伸 ヴィスは公開価格下回る
25日午前の新興企業向け株式市場で日経ジャスダック平均株価は大幅続伸した。前引けは前日比117円65銭(4.08%)高い3004円70銭となった。取引時間中に節目の3000円を上回るのは12日以来となる。新型コロナウイルスの感染拡大に対する米経済対策の期待から、同日の日経平均株価は大幅に上昇した。新興市場でも投資家のリスク回避姿勢が後退し、短期的な値上がりを見込む個人投資家の買いが入った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で239億円、売買高は6250万株。ワークマンやマクドナルド、医学生物が買われた。半面、出前館やナカニシは下落した。
東証マザーズ指数は大幅に続伸した。前引けは前日比34.78ポイント(5.75%)高い640.13だった。そーせいやメルカリ、フリーが上昇した。一方、マネフォやSansanは下落した。
きょう東証マザーズ市場に上場したヴィスは公募・売り出し価格(公開価格、820円)を8.0%下回る754円で初値を付けた。前引け時点では772円と初値を2.4%上回った。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕