新興株前引け ジャスダック、マザーズ続落 大塚家具が大幅安
15日午前の新興企業向け株式市場で日経ジャスダック平均株価が続落した。前引けは前日比16円05銭(0.47%)安の3396円53銭だった。日経平均株価の下落で投資家心理が悪化し幅広い主力株が売られたほか、業績関連の悪材料が出た銘柄を中心に下げが目立った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で291億円、売買高は5548万株。赤字決算を発表した大塚家具が大幅安。ヤマダ電(1部、9831)との業務提携なども発表したが好感するムードは乏しかった。ハーモニックやUTも下落した。一方、マクドナルドやフェローテクは上昇した。
東証マザーズ指数も続落した。前引けは前日比14.26ポイント(1.63%)安の858.80だった。ラクスルやUUUM、MTGが下げた。一方、メルカリやジーエヌアイが上げた。今期の大幅増益予想を発表したハナツアーJは買い気配のまま前場を終えた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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