新興株前引け ジャスダック、マザーズ続伸 好業績銘柄に買い
15日午前の新興企業向け株式市場で日経ジャスダック平均株価が続伸した。前引けは前営業日の11日に比べ21円62銭(0.66%)高の3316円47銭だった。日経平均株価が上昇したことで投資家のリスク許容度が高まった。好業績などの材料が出た銘柄を中心に買いが入った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で183億円、売買高は3175万株。夢の街創造やナカニシが高く、11日に2019年11月期が大幅増益となる見通しだと発表したエスプールが上げた。一方、ユニバーサルやマクドナルドは下げた。
東証マザーズ指数も続伸した。前引けは23.09ポイント(2.59%)高の912.90。好決算を発表した銘柄を中心に買いが入り、ロゼッタや農業総研、フィルCが制限値幅の上限(ストップ高水準)となったほか、UUUMは朝安後に大幅高となった。半面、マネフォやSOUが下落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕