新興株前引け ジャスダック、マザーズ小幅下落 利益確定売り優勢
23日午前の新興企業向け株式市場で日経ジャスダック平均株価は小幅ながら反落した。前引けは前日比5円35銭(0.13%)安い3959円72銭だった。前日まで4日続伸していたことで、利益確定売りが優勢だった。個別に材料を発表した銘柄への物色や新型肺炎の拡大による関連銘柄への買いは続き、下げ幅は限定的だった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で317億円、売買高は5376万株だった。大木ヘルスや中京医薬は新型肺炎拡大による恩恵が見込めるとの思惑から買いが集まった。ワークマンは小幅ながら上昇した。半面、セリアやユニバーサルは安い。
東証マザーズ指数は小幅に続落した。前引けは2.51ポイント(0.28%)安の883.53だった。公募増資を発表したマネフォが売られた。メルカリやUUUMも軟調。半面、アンジェスやそーせいは高い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕