新興株前引け ジャスダックとマザーズが下落、バイオ株に売り
22日午前の新興企業向け株式市場で日経ジャスダック平均株価は続落した。前引けは前週末比4円87銭(0.14%)安い3445円61銭だった。新興株を手掛ける個人投資家の取引が多いバイオ関連銘柄に持ち高調整売りが優勢になり、運用リスクを取る姿勢が後退した。
市場では「短期視点で売買する個人の資金は材料が出た東証1部の大型株に向かっている」(ネット証券の情報担当者)との声があった。ジャスダック市場の売買代金は概算で231億円、売買高は4688万株。ハーモニックやフェローテク、ラクオリアが下落した。半面、santecやUT、ワークマンが上昇した。
東証マザーズ指数は反落した。前引けは前週末比5.56ポイント(0.59%)安い932.05だった。サンバイオやオンコリス、窪田製薬HDが下げた。UUUMやはてな、チムスピは上げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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