新興株前引け ジャスダック続伸、マザーズ反発 株高で物色意欲続く
20日午前の新興企業向け株式市場で日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前週末比18円06銭(0.46%)高い3938円64銭となった。米主要株価指数や日経平均株価が高値圏での値動きを維持しており、新興市場でも運用リスクを取る動きが続いた。決算発表の本格化を控えて大型株を手掛けづらい地合いの中、新興株には値動きの軽さに着目した短期物色も向かいやすかった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で331億円と前週末の同時点(383億円)を下回った。売買高は4285万株。リーダー電子やイワブチ、FVCなどが上昇した。半面、ワークマンや多摩川HD、ナガオカなどは下落した。
東証マザーズ指数は反発した。前引けは前週末比2.28ポイント(0.26%)高い887.09だった。がん治療薬開発のOTSが連日大幅高となり指数の上昇に寄与した。ホープやTKPも上げた。一方で、マネフォやそーせい、HPCシスは下げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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