東証14時 高値圏で膠着、手がかり難で
19日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は高値圏で膠着。前日比400円ほど高い2万1400円台半ばで推移している。中国・上海株式相場などのアジア株が総じて堅調に推移するなか、東京市場でも運用リスクをとる動きが強いが、手がかりとなる新規材料に乏しいうえ、週末とあって一段と上値を追う動きは限られている。
14時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆3076億円、売買高は7億6562万株だった。
信越化やSMCが上げ幅を広げた。住友鉱やパナソニックが一段高。キリンHDや関西電も買われた。一方、19日昼に発表した2019年12月期業績予想で純利益の伸び率が鈍化したモバファクが後場に急落した。日本郵政やファストリが引き続き安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕