東証14時 前日終値近辺で膠着 新規材料乏しく
9日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は小幅な動きとなっている。前日終値(2万1534円)を挟んで膠着感が強まっている。新規の取引材料が乏しく、持ち高を一方向に傾ける動きはみられない。
14時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆1271億円、売買高は6億9131万株と商いは低調だ。市場では「米利下げ期待を背景に上昇基調が続いてきた米株高が一服し、10~11日に予定されるパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言の内容次第では株安が進む可能性があり、様子見姿勢が強い」(国内証券の日本株営業担当者)との声が出ている。
アサヒや大塚HD、第一三共が上昇。サンドラッグやツルハHD、ウエルシアが高い。一方、村田製や商船三井、日電産が下落。ABCマートや住友ベ、トクヤマも下げている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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