東証14時 高値圏で膠着 FOMCなどイベント見極め
17日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は高値圏での膠着。前週末比150円程度高い2万1500円台前半での一進一退が続いている。引き続き、最近の下落で値ごろ感が強まっている銘柄への買いは入っているが、上値を買い進む動きは続いていない。今週は日銀の金融政策決定会合のほか「現地時間19日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を見極めたいとの姿勢が強い」(市川雅浩・三井住友アセットマネジメント・シニアストラテジスト)と、重要イベントを控えて持ち高を一方的に傾けにくい雰囲気が強まりやすくなっている。
14時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆4252億円、売買高は9億9798万株だった。
JR西日本や関西電は上げ幅を拡大。ユニファミマやファストリ、東エレクが高い。一方、JXTGや日立は下げ幅を広げた。第一三共や豊田通商、昭和シェルは安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕