東証14時 高値圏で膠着 米雇用統計前で様子見
7日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は高値圏で膠着している。前日比110円ほど高い2万0890円近辺で推移している。日本時間7日夜に5月の米雇用統計の発表を控え、様子見ムードが強まっている。市場では「米雇用情勢の不調さを示す内容であれば、米景気減速が懸念されて米株式相場が下げる可能性がある」(国内証券のトレーダー)との声があり、一段と上値を追う動きは限定的だ。
14時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆1633億円、売買高は7億2772万株だった。
自社株買いの実施を発表したクレセゾンが高い。アドテストやGSユアサ、日立建機が上昇している。一方、スクエニHDやカカクコム、ローソンが下落。ガンホーやカゴメも下げている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕