東証14時 上げ一服 英議会採決控え ファナックは一段高
15日後場中ごろの東京株式市場で、日経平均株価の上昇の勢いが一服している。前週末比160円ほど高い2万0500円台前半で推移している。中国当局による景気下支え策への期待で、上海総合指数が反発しているのが日本株の支援材料になっている。15日に英議会が欧州連合(EU)離脱案を採決するのを前に買い控えムードもあり、積極的に相場の上値を追う動きは限られている。
14時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆6828億円、売買高は9億3315万株だった。
中国の景気対策への期待からファナックが一段高となっている。京セラやクボタのほか、村田製やシスメックスも上げ幅を広げている。一方、関西電やマツダ、HOYAが下げ幅を拡大。OLCや東ガス、NTTドコモも安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕