東証14時 膠着、FRB議長の講演前に様子見ムード強く
23日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は膠着感が強まっている。前日比60円ほど高い2万0600円台後半で推移している。日本時間23日夜に予定されるパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長のジャクソンホール会議での講演内容を見極めたいとして、持ち高を一方向に傾ける投資家は少なく、様子見姿勢が強い。日経平均の後場の値幅(高値と安値の差)は約22円にとどまっている。
14時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆801億円、売買高は6億3425万株だった。
アサヒや菱地所が上げ幅を拡大。イオンやファストリも一段高となった。日本製鉄や任天堂も引き続き堅調。一方、NTTやKDDI、NTTドコモが引き続き安い。村田製や日東電、クボタも売られている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕