東証14時 膠着、3連休前に売買手控え
12日の後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は膠着感が強まっている。前日比20円ほど高い2万1600円台後半で推移している。手がかりとなる新たな材料に欠けるなか、3連休前とあって積極的な売買を見送る投資家が多い。後場の値幅は約30円にとどまっている。
14時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆2575億円、売買高は7億3712万株だった。
ファストリとHOYAが上げ幅を広げた。セブン&アイや富士フイルムが堅調。三菱商や丸紅、伊藤忠も買われた。一方、安川電や村田製、ファナックが安い。楽天や国際石開帝石、キーエンスも売られた。
子会社の暗号資産(仮想通貨)交換会社で仮想通貨の不正流出が判明し、仮想通貨の取引を含む全サービスを停止したと発表した東証2部上場のリミックスが後場に急落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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