東証14時 引き続き安い、輸出株の一角が下げ幅拡大
31日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は引き続き安い。前日比240円ほど安い2万0700円前後で推移している。外国為替市場で円が対ドルで一時、1ドル=108円台まで一段高となったのを受けて、東エレクやデンソーなど輸出株の一角が下げ幅を拡大している。
香港紙サウスチャイナは31日、「来月の20カ国・地域(G20)首脳会談でトランプ米大統領と習近平(シー・ジンピン)国家主席が会談する」と伝えた。「両者には交渉の余地がある」との思惑から日本株にも買い戻しが入る場面もあったが、続かなかった。
14時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆4377億円、売買高は9億4947万株だった。
トヨタ、ホンダ、安川電が安い。一方、アサヒ、キリンHD、楽天が高い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕