東証後場寄り 上げ幅拡大、一時400円超高 アジア株堅調で
19日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は上げ幅を拡大した。前日比400円超高い2万1400円台前半まで上昇する場面があった。前日の米株高を背景に中国・上海株式相場などアジア株が総じて堅調に推移し、日本株市場でも運用リスクをとる動きが強まった。海外ヘッジファンドなど投機筋の買いが相場をけん引している。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約282億円成立した。12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆573億円、売買高は6億1987万株だった。
ソフトバンクGが一段高。SMCやパナソニック、三菱電が上げ幅を広げた。ユニチャームやキリンHD、関西電も買われた。一方、東芝が下げ幅を広げた。日本郵政やファストリが引き続き安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕