東証後場寄り 小動き、円相場やアジア株にらみ
9日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は前週末比70円程度高い2万3400円台前半で小動きとなっている。米景気の先行き懸念後退が引き続き投資家心理の支えになる一方、香港や上海などアジアの株式相場や円相場が小幅な動きとなっており、日本株の上値余地も限られている。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約202億円成立した。12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で9472億円、売買高は6億3288万株だった。
ダイキン、信越化、ファナック、キッコマンが高い。半面、テルモ、アステラス、積ハウス、コナミHD、アドテストが安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕