東証後場寄り 堅調、海外勢の先物買いが主導 香港株上昇も支え
15日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は堅調。足元では前日比170円程度高い2万3300円台前半で推移している。海外勢による先物買いが入り、この日の高値を付ける場面もあった。米中貿易協議の進展期待に加え、大規模デモの混乱が続く香港の株式相場が落ち着いた動きとなっていることが買い安心感をもたらしている。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約990億円成立した。12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆2201億円、売買高は8億1129万株だった。
電通と日本郵政、ファミマが堅調。太陽誘電やスクリン、アドテストが高い。一方、資生堂やセコム、日ハムが下落。ソフトバンクグループ(SBG)やZHD、LINEが安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕