東証後場寄り 堅調、アジア株高が支え 内需株は売り優勢
14日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は堅調。前日比150円ほど高い2万0600円近辺で推移している。日本時間午前11時ごろに発表された中国経済統計は市場予想を下回ったが、上海などアジア各国・地域の株価指数は総じて堅調に推移しており、相場を下支えしている。一方、不動産や鉄道などの内需株は引き続き軟調で相場の重荷となっている。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は659億円成立した。12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆244億円、売買高は5億8219万株だった。
ソフトバンクグループ(SBG)やファストリ、ユニファミマが高い。太陽誘電やスクリンも堅調。半面、朝方に年初来高値を付けたアドテストが下げ幅を拡大した。菱地所や東建物、住友不が安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕