東証後場寄り 堅調、香港などアジア株高を好感
23日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は堅調。前日比60円ほど高い2万0600円台後半で推移している。大規模デモが続く香港を含め、アジア各国・地域の株価指数が総じて上昇し、日本株市場でも運用リスクを取る動きがやや強まった。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約246億円成立した。12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で8735億円、売買高は5億1919万株だった。
任天堂と富士通が一段高。アサヒやイオンも上げ幅を広げた。日本製鉄や東レ、三菱電が引き続き高い。一方、KDDIやNTTドコモ、キリンHDが下げ幅を広げた。村田製や富士フイルム、三菱ケミHDが引き続き安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕