東証後場寄り 一進一退 海外勢の売り続く 日銀ETF買い観測も
3日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は一進一退となり、前週末比260円あまり安い2万0300円台半ばで推移している。短期スタンスの海外投資家などによる株価指数先物への売りが続いている。一方で午前の相場の大幅下落で日銀の指数連動型上場投資信託(ETF)買い観測が浮上し、下値が堅いとみた投資家の買いを促しているようだ。
午前の東証株価指数(TOPIX)は前週末比1.03%安で終えた。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約350億円成立した。
12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆1327億円、売買高は6億6899万株だった。
クレセゾンと大和が下げている。日揮と千代建が安い。一方、第一三共とアステラスが高い。JR東海とJR東日本がしっかり。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕