東証後場寄り じり高、アジア株の落ち着きも安心感に
21日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価はじり高の展開。上げ幅は前週末比80円程度、2万2500円台後半ときょうの高値圏で推移している。取引が始まったアジア株式市場で、香港株が上昇するなど総じて落ち着いた動きとなっていることが買い安心感につながっている。海外ヘッジファンドなど短期筋による株価指数の買い戻しも日経平均を押し上げている。一方、東京市場は22日が祝日で休場になるため、後場は様子見気分の強い展開になるとの見方もある。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約550億円成立した。12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で7964億円、売買高は5億917万株だった。
大和ハウスや王子HD、アサヒなど高い。ファミマやNTTドコモも上昇している。一方で東海カや安川電が下げている。商船三井や太陽誘電も安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕