東証後場寄り 一時100円高、アジア株高で海外勢が先物買い
11日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価がやや上げ幅を拡大している。前日比100円高の2万1600円台前半で推移している。中国・上海総合指数などアジア株が総じて堅調に推移しており、「海外勢が株価指数先物に買いを入れている」(国内証券ストラテジスト)との声が出ている。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は133億円成立した。12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で9389億円、売買高は6億4789万株だった。
ソフトバンクグループ(SBG)やリクルートが高い。東エレクや京セラが買われているほか、ユニファミマやKDDIも堅調。半面、スズキやSUBARUは安い。ファナックやダイキンが軟調なほか、かんぽ生命は引き続き売られている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕