東証後場寄り 上げ幅400円に拡大 海外勢の買い
1日の後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価が上げ幅を拡大している。一時前週末比400円あまり高い2万1600円後半まで水準を切り上げた。昼休み時間中に中国・上海総合指数が上げ幅を拡大し、海外投資家の買いが増えた。ファナックやキーエンス、SMCなど機械株の上げが目立つ。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は264億円成立した。12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆1480億円、売買高は6億4522万株だった。
ユニチャームや花王が一段高。東エレクやTDKは引き続き高い。半面、楽天やJフロントは安いほか、千代建や東レは軟調。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕