東証10時 上値重い 2万2000円台では利益確定売り
18日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は上値が重い。前日終値を10円程度下回る2万1990円近辺で推移している。前日までの10日続伸で1400円近く上昇しており、2万2000円台では利益を確定する売りが出やすい。ただ、18日(日本時間19日未明)に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表などの重要日程を控え、下値を売り込む動きもみられない。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で6477億円、売買高は3億4554万株だった。
17日に米ファンドのサード・ポイントが求めていた半導体事業の分離・上場を拒否すると発表したソニーが安い。原油先物相場の大幅反落を受け、国際石開帝石や日揮の下げが目立った。東京海上や第一生命が一段安となった。一方、SMCやファナックが一段高。味の素やアサヒが上げ幅を広げた。富士通や信越化が上昇し、任天堂が買われた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕